風力発電を広島の街のランドマークとする提案
広島でしかできない合理的な構築物をランドマークとする提案
ストックホルムに4日間滞在した。スーパーの買い物客の半分は、男性であった。平日、昼間にもかかわらず、ベビーカーを引いて買い物に付き合う男性を沢山見た。浮浪者のような人は、1人も見かけなかった。福祉の国を実感した。海は凍っているというのに、室内は24時間の放熱暖房で、どこへ行っても暖かかった。
帰り、オランダ スキポールで乗り替え、帰途についた。風車は見えなかったけれども、草原に立つ風力発電の風車が、沢山見られた。線状に連なるもの、面的に拡がるもの、とにかくびっくりするほどの数の風車が林立していた。美しい風景であった。
一方日本では、中電が上関に原発の開発を進めており、裏では原発の工事のための道路、トンネルの工事は○○建設に決まったとか、キナ臭い噂がとびかっている。こんなことで良いだろうか?
そこで、提案である。電力も地産地消、広島の川を風力発電の場としてはどうだろうか。どこの街でも可能なことではない。河の多い広島だからできることである。
一点としてのランドマークではなく、線的、面的に拡がるランドマークで広島の風景は一変する。何よりも、自然エネルギーを大事にする広島の心が、形態化されることが誇らしいではないか。