私は建築の設計を職業としており、朝から晩まで建築のことばかり考えています。

一方で、絵画や彫刻にも興味があり、何かつくってみたいという気持ちがいつもあります。

いざつくろうとすると、どうしても建築的な思考の延長で考えてしまいます。

でもこのことは、画家や彫刻家の発想とは違った、新鮮なものになるのではないかと、むしろ「建築」を強く意識して平面、立体を制作してみました。

建築的平面、立体をつくることで、自分が建築をどのように意識しているかも再認識できたようにも思います。

一般に言われるアートではないかもしれませんが、「アートに近い」ものにはなったのではないかと自負しております。
「アートに近いもの」を通じて、一緒に建築・都市について考える機会になればと思います。

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