立体

彫刻と建築の違いの一つは、建築では、そこでの「行為」「行動」をイメージしてつくられるという事です。

ゲート 2014

「くぐる」「近づく」ことをイメージして制作したオブジェ。
スケールは小さいですが、そのような臨場を感じられれば成功です。

素材:鋳鉄 製作:大和重工

佇む 2014

「たたずむ」「もたれかかる」ことをイメージして制作したオブジェ。
シャープで緊張した佇まいとしました。

素材:鉄(削り出し) 製作:賀茂クラフト


3つの石ころ

3つの石ころ 2017

建築は自らの創造力のみでつくるのではなく、条件の積み重ねでつくられます。
白いオブジェは、3つの石ころによってつくられた造形です。


空間と光の積み木 1998

一般的な積み木は、色(赤青黄など)と立体(円柱、角柱など)の組み合わせで出来ています。
建築的発想で、空間と光を積み上げて遊ぶ積み木を制作しました。


金属(メタル)の発芽と生長

金属(メタル)の発芽と生長 2021

植物が地中の養分によって発芽、生長するように、地中の金属が地上に発芽、生長するイメージで制作しました。


季節の地層 2018

版築とは、土を強く突き固めて壁をつくる建築土木の工法です。
紅葉、ナンキンハゼ、メタセコイアイチョウ。
季節の葉による版築は、季節の地層となります。


壊れた2つのCDプレーヤー

壊れた2つのCDプレーヤー 2021

機械の消費サイクルはとても早い。2つのCDプレーヤーが同時に動かなくなりました。
バラバラになった部品を使って機械時代の遺跡をイメージしてつくりました。


フウの柱

フウの柱 2019

建築は、もともと土や木など自然のものが合わさり出来ています。
コンクリートの骨材は砂利が使われますが、普段、材料として使われることのないアメリカフウの実を骨材とした「柱」を制作しました。


空間と光のオブジェ

空間と光のオブジェ 2011

彫刻は外観をつくりますが、建築は内部をつくります。
建築的発想で、空間と光によるオブジェを制作しました。
外観は同じですが、内部は3通りの空間と光が内包されています。


ティッシュペーパーBOX 2013

檜でできた2つのパーツで構成されたBOX。
2つのパーツの隙間は、取出口と残量確認のための隙間となっています。
取り出したティッシュペーパーには檜の香りが移っています。

製作:さしものかぐたかはし


神具

神具 2019

ステンレス一般規格材の組み合わせによりデザインされた神具。
仕上げは、サンドブラスト仕上げ。
パッケージを祭壇として利用する事ができます。

製作:賀茂クラフト


野菜の立体フロッタージュ 白菜
白菜
野菜の立体フロッタージュ ごぼう
ごぼう
野菜の立体フロッタージュ パプリカ
パプリカ

野菜の立体フロッタージュ 2022

フロッタージュは、凸凹のあるものに紙を置き、鉛筆でこすって模様を写し取る手法です。
美しいと思った野菜を立体的に写し取ることを試みました。


内部空間の構成 2010

空間を繋ぐこと。空間を仕切ること。内部空間を構成する方法は、この2つに尽きます。
手法は、状況により箱であったり、中庭であったり、スクリーンであったりします。
空間の構成を示す3つのモデルを制作してみました。


「空・無」をイメージして

「空・無」をイメージして 2022

建築をつくっていると力強い空間を創りたい一方で、何もない空間に憧れます。
キューブ、紡錘形による造形の内に「空」「無」をイメージしています。


バルコニー向けテーブル&チェア 2013

マンションの狭いバルコニーに適当な小ぶりのテーブルとチェア。
15×15のスチールアングルのフレームとリバーシブル、交換可能なチーク材で構成されています。

製作:賀茂クラフト


傘立て 2016

アルミ鋳物による傘立て。穴はテーパー状になっており、傘が安定して立ちます。
設置場所に対応して自由な長さのものが提供できます。

製作:江波合金


DIYスツール 2022

シナ合板450mm×600mmの1枚板からデザインされた組立式スツール。
3×6サイズの合板1枚から6脚のスツールが製作できます


スツール 2019

建築用のスチール規格材の組み合わせによりデザインされたスツール。
仕上げは、黒皮と亜鉛メッキ仕上げの2種。

製作:賀茂クラフト


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