建築の設計を行う時、いつも3つのキーワードを頭の中で繰り返し念じながら計画をしています。
「どこに(場所)・なにを(機能)・どのように(構成)」
場所の特徴や良いところ、悪いところを読み取り、建物の最も大切な目的を考え、それを実現できる空間構成を考えるのが設計だと思っています。
◯どこに(場所)
北側道路、南側斜面。
広島市内~瀬戸内海を一望できる広々とした敷地。
◯なにを(機能)
人生を楽しむ終の住まい。
庭と共に別荘、リゾートの生活が楽しめる住まい。
将来は、介護も受け入れられるバリアフリーな住まい。
庭と景色と一体的に生活できる住まい。
◯どのように(構成)
コンクリートの壁と箱の上に木造トラスの屋根を架け、その部分を生活空間とする。
コンクリートの壁と箱以外の部分は全て開口とし、屋外に連続する空間とする。
道路面に向けては、単純なコンクリート塀と緑のみの景観とし、街並みへ配慮した外観とする。
2024.06.
広島県広島市
RC造一部木造、S造 平屋建て 157㎡